インドのディワリと恐怖の訪問者 ひとりぼっちインディア01

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10月末にインドに行ってきました。
全部で11日間。29にして初のインドです。
デビューの遅いバックパッカーの私にとって、長年インドはあこがれの場所でした。
バックパッカーはタイかインドにいるのが相場でしょ?←偏見

前のブログに書いたけど、今回の目的は30歳の誕生日をラクダに乗って砂漠で野宿しながら過ごすことです。24日が誕生日なので23日にキャメルサファリに参加しなくてはならない。つまり23日までに砂漠の村まで行く以外は全てフリーの旅行です。

ちなみに前に書いたインド決意表明はこちらです。

 

muuubin.hatenablog.com

 
ラクダにさえ乗れればあとはそれほど重要ではありません。とりあえず、デリーから砂漠の町ジャイサルメールを目指します。ちなみにジャイサルメールはこのあたり。パキスタンの国境近くの街です。

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1日目

スワンナプーム空港へ。今回はジェットエアウェイズを使っていきます。
インドはビザが必要な国ですが、事前ビザを取らずに行きました。2017年の4月から日本人だけ(?)がアライバルビザをとれるようになったらしいんです。なんですが、それを知らないチェックインカウンターの人が飛行機に乗せてくれないというような話をWEBでチラホラ見ていたので私は完全武装をしていきましたよ。
・日本人アライバルビザでいけますよと書いてある大使館の書面
・日本人アライバルビザでいけますよと書いてある大使館の書面(英語版)
この2枚を用意してドキドキしながらチェックインカウンターへ。

「ビザとってますか?」
「日本人アライバルビザとれるんですよ!ほら!(日本人アライバルいけますよな書面提出)どやっ!!」
「はい。ではこの書類をインドで提出してくださいね。どうぞ~」
さすがに4月からの話だからチェックインカウンターのお姉さんもこのやり取りを延々繰り返したあとなのでしょう。すんなりと通過できました

ゲートの直前で空港のとは別にセキュリティーチェックがあったんだけど、たぶんこれいつもやらないよね?インドだけ?

 

チェックインの時に可能であれば窓際でとお願いしたら、一番後ろの三人がけを独り占めできた!!ラッキー!!

 

デリーまではバンコクから4時間半。

たぶんこれはミャンマーあたりの上空。


機内食。既に漂うカレーの国感。

このまんじゅうはひたすら甘い。

 

そしてインド到着!!

乗っていた外国人はたぶんほとんどがEビザのレーンへ。

ただひとり私だけアライバル申請コーナーへ。

アライバル申請コーナー、暇すぎて職員不在
うろうろとEビザの隣のレーンに座ってパスポートチェックしてるおじさんにアライバル人いないんですけど・・・って声をかけると、

「日本人か!?先に行っておいて。あとで職員送り込むから。」

それから5分後。Eビザレーンの一番手前の列のおじさんが私のもとへ来てくれた。
「やあやあいらっしゃい。インドははじめて?」
すごく感じのいいおじいさんで書類をにこにことチェックしてくれる。
「ねえ、おじさん。アライバルビザ日本人だけなの?」
「そうだよ~特別だよ~!インドは日本が好きだからね。」
たぶんおじさんが適当に言っただけなんだけど、言われた私はすごく嬉しかったです。
みんな、インドの人たち良くしてくれてるのでインドへ行きましょう

アライバルビザのブースでそのままビザの代金を払い、Eビザの長蛇の列を横目にサラッとインド入国。

現金がおろせない

さて、ここから私はインドルピーを用意しなくてはならない。
いつものごとくATMでキャッシングだ!!とりあえず2万ルピー(1ルピー=1.7円だから3万5千円くらい?)を引き出そうとする。カシコンのデビットカードで。
《最大引き出し可能額は1万ルピーです》
仕方ない。1万ルピーで。
《こちらのカードは使えません》
なぜ!?仕方ない。じゃあ、バンコク銀行デビットカードで。
《こちらのカードは使えません》
なぜ!?!?デビットがダメってこと!?じゃあ、カシコンのクレジットカードで。
《こちらのカードは使えません》
なんでや。とりあえずお金ないと空港から出ることすらできないじゃないか!!
仕方ないATMを変えてみる。やっぱりどのカードも使えない。もしかしたら私がATMの操作を間違えているのかもしれない。後ろに並んでる人に操作を手伝ってもらう。しかし、
《こちらのカードは使えません》
11日間の旅行、着いた瞬間行き詰まる
財布の中の手持ちカードを1枚ずつ見ていくと、親に渡されたもしもの時のAEON家族カードを発見!!
おそるおそるそれをATMを使うと・・・1万ルピー引き下ろせました!!!

よかった!!てか、このイオンカードなかったら私は空港から出ることすらできなかったし、どうすればよかったんだ。
ありがとうお母さん!!

というわけで、タイからインド行ってキャッシングしようと思ってる人、ちょっと注意したほうがいいかもしれません。←といいつつ、解決策は私もわからないんだけど。カード複数枚持っていったほうがいいと思います。私の場合はタイのカード全滅でした・・・

アライバルビザのおかげでサクサク入国できたのに、現金を手に入れるのに1時間以上がかかってしまいました。(←サクッと書いたけどATMの会社変えたり両替してみようと試みたり結構時間かかった)
手に入れた現金でSIMカードを購入。毎日1G使えるプランで、11日で1250ルピー。今は設定できないけど、5時間くらい経てばアクティベートできるとのことでした。SIMカード屋、めっちゃカンジ悪くてイラッとしました。

(※5時間後にメインバザールにたどり着いてからアクティベートしようとしたけどなぜか使うことができず結局新しく買う羽目に。空港は一度出たらもう中には戻れないし問い合わせもクレームも言えないので空港出てから手続きしたほうがいいかもしれません・・・)

空港からは地下鉄を使って移動します。空港のゲートを出ると、門番をしていた職員の人に声をかけられて、
「ここを一歩出るともう中には戻れない。忘れ物はないか?」
って言われた。なにそれ、冒険の始まりっぽい。どんなRPGだよ!

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はい!!

ゲートを出た瞬間に駆け寄ってくるタクシードライバー達。しかし私は地下鉄を使うと安いことを知っている。
「どこいくの?タクシー?」
「大丈夫!地下鉄で行くから」
「そっか!地下鉄あっちだよ!」
・・・インドの客引きしつこいんじゃないの??
戦う気できているのにこれでは拍子抜けである。。。

言われたとおりに進むと地下鉄の駅があってニューデリーを目指します。

どうもニューデリー駅の近くにメインバザールという安宿が集まる場所があるらしい。インドと言えば荷台にまで人が座っているイメージだったけど、地下鉄はそんなことはなくタイと同じような雰囲気でした。特にうるさくしている人もおらず。

地下鉄ニューデリー駅に到着。内装が前衛的すぎる。

ここから10分ほど歩きます。
歩いていると、
「ちょっと写真取ってくれよ」
と声をかけられました。
「このカメラで?お兄さんを?」
「そうそう!」
「じゃあ1枚!」


撮った写真を見せてあげるとお兄さんはありがとうって言って満足そうに去っていきました。
インドでは写真撮ってくれって声をかけてくる人が本当に多いです。
それで写真撮ったろ?お金ちょうだいって言う人もいるけど、ただ単に写真に写りたいだけの人もいっぱいいます。
このお兄さんはただ写真に写りたかった人。

歩きながら日本ともタイとも違う景色や人を眺めてワクワク。

飲み物やお菓子を売る屋台

お客さんを待ってるリキシャ

とりあえず腹ごしらえ。
声をかけられたお店でターリーとラッシーをいただく。

ああ、これが本場インドのインド料理か~!!結構独特なスパイスの味がする。
おいしそうでしょ?おいしいんだ〜!

到着した日はディワリというお祭りの日で、お店の中もデコレーションしてあったんだけど、扇風機が四方八方から風を送っていてぐるぐるまわっていた。なんか雑なカンジで面白かった笑

お腹が満たされたところで荷物を持ってメインバザールへ。

客引きが話しかけてくるけど適当にあしらって進む。

私の横をついて勝手にホテルの説明をする。
「僕が紹介するホテルはね、ちゃんとシャワーもホットで出るしできたばかりできれいだよ。それにWIFIも使えるよ」
「いくら?」
「500ルピー」
500ルピーは結構いい値段な気がする。連れて行ってもらうことにした。

結構細い路地を進んでいく。
ここを夜ひとりで歩くのはちょっと危ないかもしれないな・・・

「さあついたよ!ここだ!」
本当に新しくてきれいな建物だった。

部屋もちゃんときれいでテレビもあった。

「ここ500ルピー?」
「え?800ルピーだよ」
「え?連れてきてくれたおじさんが500って言ってたよ」
「え・・・いや、それはちょっと」
「ですよね~」

いや、この部屋が500ルピーとかちょっとおかしいと思ったんだよ。
それで、ごめん500って聞いてたから他に行くね。というとしばらく相談して500ルピーにしてくれた。ラッキー!!

チェックインして部屋に案内してもらう時に隣の部屋からインド人が出てきた。
「やあ、はじめまして。」
「あ、どうも。」
「もしよかったら、ぼくたちあとで遊びに行くから一緒にチャイでも飲みに行こうよ」
「はい。じゃあ時間が合えば。」

少し部屋で休んでカメラと財布を持って出発。
部屋を出ると隣の部屋のインド人がいて、おお!奇遇だね!というテンションで私についてきた。
インド人は二人いて推定40歳。ちなみにこいつら。

めんどくさいけど、まあお茶だけ飲んで適当に別れることにしよう。
お隣さんとは仲良くするに越したことないでしょう。

インドはディワリという大型連休の真っ只中で、このおじさんたちはデリーで働いているけど、休みだからメインバザールの安宿街に泊まっているとのことだった。しばらく話をしていると、ひとりがトイレに行って片方のおじさんと二人っきりに。
そうしたらそのおやじが、
「きみは本当にかわいいね」
「いえ、そんなことないですよ(うわ~めんどくせ~)」
physical relationship
「(うわー・・・)」
なんてわかりやすくめんどくさい人なんだ。
怒るというかドン引きなんですが・・・

そこでもうひとりのインド人が戻ってきて
「ごめんごめん、このあとどうする?」
「ちょっと疲れたから部屋に帰るよ」

こわい。こわすぎ。
出会って10分でフィジカルなリレーションシップ求めてくるとかキモすぎる
そしてホテルまで戻り、明日の列車のチケットを予約しようとしてたらさっきのインド人が現れて
「明日もう行くの?もう少しここにいなよ」
ヒンドゥー語でホテルのフロントに文句を言い始める。たぶんチケットとるなとか行っているんだと思われる。めんどくさい。
「いやいや、私は明日もう行くからチケットちゃんととってよ。」
間に挟まれるフロントのにいちゃんも絶対めんどくさがってる。

チケットをお願いしたあともずっと隣のインド人が着いてこようとするから振り切ってメインバザールを散策。
インド人めんどくさすぎ・・・

フラフラとメインバザールを歩いているとヘナのお店があって、
「どうだい?ヘナやっていかない?一番安いやつは20ルピーだよ」
「え!?本当に20ルピー!!」
「そうだよ。色によって値段は変わるよ。」
ヘナ安っ!!!
「じゃあ、この70ルピーの赤にしてもらおうかな。」
「OKじゃあ、アーティスト呼ぶね」
現れたのがチャラそうなかんじのインド人
「どんなデザインがいい??」
「じゃあ、これで」
雑談しながらヘナで腕に模様を描きはじめた。
「これ70ルピーだよね?」
「いや、1インチが70ルピーだよ」
「え!?70ルピーって1インチの話?じゃあこれいくらなの?」
「うーん・・・420ルピーかそれよりもう少しかかるかも」
「え、待って!!私70ルピーって聞いてたから。これもう今すぐやめて」
「いやいや、途中ではやめられないよ」
といいつつ腕にどんどん描き込んでいく。
「いや、本当にお金ないから。ストップ。てか、オーナーが70って言ってたよ。」
「いや、だってここに70ルピーパーインチって書いてあるだろ。もうだめだって。」
なんだよそれ。でもまだ描き始めたばかりだからやめられるのに。
「わかった。警察よぼう。それで話きいてもらおう」
そしてわかりやすく地球の歩き方を開き電話をいじりはじめる。
実はSIMカードがアクティベートできてないからまだ電話は使えない。
「ちょっとまてよ。警察なんて呼んだらオレは怒るぞ」
「警察が払えって言うなら私はちゃんとお金払うから」
「だってここにちゃんと料金書いてあるだろ」
「そもそも私70ルピーだって聞いてたし、今すぐやめれば400とかかからないじゃん?おかしくない??」
「わかった。いくらだったら払うんだ?」
「だからそれを警察に聞こうよ」
「OK。70でいいや。でも、絶対に他の人に言わないでよ。70はホントに破格だから」
「・・・」

途中でもうやめてもいいよって言ったけど、私の全面戦争な態度を気にせず雑談しながら描いていく。
モメはしたけどちゃんとていねいにヘナを仕上げてくれた。
「じゃあ、70ルピーね」
「本当に70でいいの?」
「さっきそう話しをしたじゃん。チャイ好き?チャイおごってよ。」
「わかった。」

近くのチャイ屋に行って私の分とヘナ屋の兄ちゃんのチャイを買う。
チャイって1杯10ルピー(17円)とかだから全然おごると言うほどのものでもないんだけどね。

それから世間話をした。
さっきの隣の部屋のインド人の話とか。それに対してインド変なやついっぱいいるから気をつけろ。フロントに言って部屋変えてもらえとか。この兄ちゃんなんか普通にいい人なんだけど。

もしかしてもともと騙す気があったんじゃなくて、誤解した私が悪かったんじゃないかとさえ思い始めた。
なんか河原で殴り合ったら仲良くなったみたいな事が起こってしまった。

そこで兄ちゃんとは別れて、あたりをフラフラ散策。
念願のラッシーを飲んだり。

あまりにうまいのでおかわりした!


ディワリの様子を楽しんだり。


路地を入ったところで子どもたちが花火をしていて、私にも分けてくれた。

ディワリは光の祭りだから爆竹鳴らしたり花火で遊んだり、大人も子供も楽しんでいる。

ねずみ花火が道の脇の荷物の下に滑り込んでいき、私が心配して下をのぞこうとすると、子どもたちが
「いいからいいから、そんなことより続きやろう!」
と無邪気に私に花火を渡してくる。
ワイワイと花火の続きをする。
私がうまく爆竹を鳴らせなくて、子どもたちがキャッキャと笑う。
本当に楽しいな~

そこで気がつく。あれ?脇にある荷物燃えてない??
「ねえ、あれ燃えてない?」
「大丈夫~・・・じゃない!!」
そこでみんな焦って水をかけて消火して、子供がお母さんに怒られてた。
結局荷物にかけてあった布(写真のピンクのところ)と下にしまってあった椅子が燃えたみたいで、子供がその持ち主に謝りに行ってた。
おばさんもちょっと布をめくって、まあしょうがないわねって雰囲気で帰っていった。
子供もしょんぼりしてたから私もそこから離れることにした。

歩いてたらコムローイ飛んでた!

フラフラとホテルに戻ると明日のチケットとれたよ~とフロントが声をかけてきた。
7時の列車なのになぜか5時にここを出た方がいい。と言われて、駅どんだけ遠いんだ??と思ったけど素直に従って5時にコールしてとお願いをした。
部屋に戻って荷物をまとめる。
明日の朝5時出発だから。
そうしていると、
ドンドンドン
「ムービン、いるんだろ?出てきてよ」
これはめんどくさい。隣のインド人だ

部屋が隣だから、私の行動がバレバレなようで、戻ってきたのに気がついて訪ねてきたらしい。
しかしうっかりとドアを開けてフィジカルなリレーションシップになってしまうと困るので無視することにした。

それでもノックは続くから、シャワーを浴びに行くことにした。たぶんシャワーの音結構響くし、あきらめるはず。
シャワーをあびてしばらくしてまたノックしてきてずっと無視してたんだけどうるさいから
「ごめん。明日早いし、もう寝るから」
それでも続くドアのノック。
それが終わってしばらくすると部屋に電話が。
「Hello」
「明日早いのでもう寝ます。かけてこないでください」
それからもドアのノックと部屋の電話と交互になって、うざいから怖いにかわっていた。
でも出たらもうだめな気がする。

で、どっちもしばらく無視していたんだけどまたドアを叩く音がして
「ここをあけてください。あなたがモバイルバッテリーを返してあげないからこの人困ってますよ!
・・・?モバイルバッテリー??
てか、この人だれだ?

ドキドキしながらドアを開けてみると、隣のインド人ではなかった。ホテルのスタッフらしかった。
後ろには隣のインド人がいる。

「なんですか?寝てたんですけど。」
「この人があなたに貸したモバイルバッテリーを返してもらいたいと言っています。」
「は?なんのことですか?言ってる意味がわかりません。」
「あなた今日この人と昼にどこか行きましたよね?その時にモバイルバッテリー借りてないですか?」
「私はモバイルバッテリー持っていますが、これは私が自分で買ったものです。この人から借りてないし言ってる意味がわかりません。」
私もホテルのスタッフもイライラしながら話をしていて、隣のインド人が割って入った。
「あ、ごめんごめん。もう大丈夫だから部屋に戻って。」
「は?部屋に戻ってじゃないでしょう。何のこと言ってるの。ずっとノックしてくるし、電話してくるし。説明して。意味がわからない。私は怒ってる。」
「私たちはあなたが借りたものを返してくれないと聞いているんですが・・・」
「何?何借りた?」
「ごめん、もう部屋に戻って。プリーズ」
「何がプリーズだよ。ちゃんと説明して。意味がわからない。」
盛大にキレる。

「もう我慢できないし、この人の隣の部屋怖いです。部屋変えてください。」
「分かりました。」
「ここで待ってください。荷物まとめます。」
それで部屋を変えてもらった。
部屋を移る時にたぶんあの人おかしいと思う。起こしてごめんね。と言われた。
いや、たぶんじゃなくてあの人おかしいわ。
てか、私の部屋のドア開けるために貸したものが返ってこないとか嘘ついてどう考えてもこうなること目に見えてるじゃんね。

彼は貸してもないモバイルバッテリーを私に返してと言ってホテルのスタッフもいるのにどうやって私と円満に過ごすつもりだったんだろう。

明日5時にチェックアウトする私は残り2時間眠れるかどうか。
インドまじで恐すぎる。

なんか色々盛りだくさんな1日だった。
1日目にして疲労はピークである。

アラサームービンのひとりぼっちインディア00

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アラサーのムービンです。こんにちは。
突然ではございますが、今日はみなさまにご報告があります。
アラサームービン、とうとう来週で30歳になります
ジャスサームービンです。
はい、どうでもいい~!!

お前が30になるからって知ったことか!
そうみなさんお思いでしょうが、私にとってはそこそこな一大事です。
だって30って間違いなく大人ではないですか。
22~3とかだとまあ子供みたいなもんだよねとか思って目をつぶってもらえるかもしれないけど、もう30ってそういうわけにもいかにでしょ。
大人ならば知っておかなくてはならないたくさんのことを知らないまま30になってしまいそうです。
恐怖です

もうすぐ誕生日だな~って考えながら、去年の誕生日何をしていたか思い出そうとしたんですが、全く思い出せませんでした。
そして、その前の年も、更にその前の年も思い出せない。
私の誕生日タイでは連休だから友人たちが田舎に帰ったりで、なんだかんだ私は仕事をしてる事が多いんですよね。
いやいや、にしても!!そうだ、友達がうちに集まってお祝いしてくれたことがあった!
しかし、あれは果たして何年前だっけ・・・
もういつの誕生日に何をしていたか全く思い出せません。
悲しすぎる・・・。
さすがぼっち。

だから今年こそは何年たっても何をしていたか即答できるお誕生日にしたいと思ったわけです。30歳ってすごくアニバーサリーなカンジするし。

そういうわけで、明日から私はインドへ行ってきます!
初のインドです。
ガンジス河で自分を探し・・・・・・ません!
タージマハルも行き・・・・・・ませんっ!!
インドの西の果てパキスタンとの国境近くにあるジャイサルメールという街に行ってきます。
ジャイサルメールでは1泊2日のキャメルサファリができるらしくて、ラクダに乗って砂漠で野宿しながら満天の星空の下で30歳を迎えようと思います。干からびてる~!!でも楽しそう!!

いつものごとくチケットとっただけで行き先以外のことを何も決めていませんが。
そして今回も一人旅。
不安要素しかない・・・まあ、なんとかなるでしょう。
それでは、いってきます!!

PENTAX Q7っていうミラーレス一眼が今更ながらけっこう面白い

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最近仕事が上手くいかないでイライラしているムービンです。

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 

突然ですが、みなさんカメラはお持ちでしょうか?

私カメラを2台持っていて写真を撮るのがけっこう好きなんですが、ほとんどオートしか使っていないんですよね。

オート使えばほぼ失敗しないから!

せっかくの一眼レフなのにオートで撮っちゃうって、ひどく宝の持ち腐れだなと思うようになりました。

そんなの、コンデジ使えよ。なんならiPhoneでもいいじゃん。

バンコクに住んでいるといちいち周りがフォトジェニックなのでちょっと積極的にカメラを使ってみることにしました。

PENTAX Q7

 

 

私はPENTAX Q7を使っています。2013年に発売しているカメラなので、最新機種!とか注目されているカメラ!とかそういうわけではありません。私が好きなだけです。ちなみに、新しいモデルも出てるみたいです。赤いやつかわいい!

新しいやつ↓

 

ものすごく小さいカメラなので、カメラ持って歩くぞ!!!ってテンションあげなくてもよくて気楽に持ち歩けます。

そこの奥さん!なんとこのサイズでミラーレス一眼ですよ!レンズも交換可能ですよ!

もちろん大きなカメラには大きなカメラの利点があると思うんだけど、軽いかどうかは結構重要な気がします。

替えのレンズもレンズにしては安いので、レンズ取り替えて一眼気分を味わいたい人には良いかもしれないです!安いやつだと3000円台から購入できます。

 

↑これ。

替えのレンズも小さい!!ライターと比較してもこの通り!

 

いいかんじにバシッと後ろがボケる!

↓これがPENTAX Q7で撮ったやつで、

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↓こっちがiPhone

撮り方が違うのもあるんだけど、やっぱちゃんとカメラ使って撮ると全然違う気がする!!あと、明るさとかも違う気がする!素人が撮った素人寸評だからあれですけど・・・

PENTAX Q7の面白い機能

Q7はデジタルフィルターが結構たくさん入っているのでそれを使って撮影するのも面白いです。

クロスプロセス

撮影するたびに彩度や色合いなどの設定が変わるモード。これが一番面白い!

例えば、ビクトリーモニュメントを撮った写真。これは全部クロスプロセスで撮っていて設定替えずにシャッター押してるだけ

全く別の雰囲気になるので面白いです。気に入った設定は自分でショートカットにも登録できます。

極彩

彩度高めコントラスト高めの設定トイカメラっぽくて好き!

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ハードモノクロ

シャープ強めの硬いモノクロ写真ができる!これはかっこよくて好き!

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あれ?フィルターばっか使って結局カメラ練習してなくない??という疑問が残りますが、これから頑張っていくということで。

そういうわけで、かなりオススメなPENTAX Q7。これから、私はちゃんとカメラの練習をしていくよ!っていう話でした。

【ミャンマー2017】#2 コスパ最強!!2泊3日トレッキング 2周目

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カローという街はトレッキングで有名です。カローからインレー湖まで2泊3日かけてあるく。山を超え、谷を超え、自分の足で目的地までひたすら歩く!気分は旅人!

 

参加人数にもよるんですが、6人集まればひとり40ドルで参加できます。

 

2泊3日、7回の食事つきで40ドル(約4,000円)!!安すぎでしょ!!!

しかもシャン族の方のお宅にホームステイできる!!

旅行は行けても現地の人の家にお邪魔するのってチャンスもあまりないし、あっても勇気がいるのでなかなか貴重な体験ができるんです。 

実は私このトレッキング去年も参加していて2周目なんですよ!

カローのトレッキングを紹介しているブログは結構あるけど、2回行ったことのある人はあまりいないのでは。

 

なぜ今回トレッキングにまた参加したのかというと、前回雨であまりコンディションが良くて、もっと爽やかに軽やかにトレッキングが楽しみたかったわけです。

雨だからあんまりカメラ使えないし。とにかく歩くことに必死だったので。

 ↓その時の写真 カメラ出せないくらい土砂降りの時もあって、これは雨が上がった時

 

放浪癖のある私は知らない土地を歩くのがすごく好きなんですが、知らない国の知らない土地をひとりで歩くのは安全面的にどうなのかと思うところもあります。やっぱり旅行中のトラブルは自己責任だから、ある程度自分で危険なところには行かないように注意しなくてはなりません。

そうするとね、手放しに行きたいところに行けないわけですよ。

なので、ある程度の安全が確保されている状態で、観光地ではない場所を自分の足で歩けるのは私にとってはものすごくありがたいことなんです。

 

まずは参加申し込み

 

カローの街にはトレッキングの受付をしているところが結構あって、ゲストハウスやホテルのレセプションではだいたい受け付けているみたい。ただし、値段や内容が違うのでもし時間があるなら色々聞いてまわるのが良いかもしれません。

 

私が今回申込んだのはSam Family Restaurant っていうところ。

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カローのトレッキングといえばここっていうくらいの有名店。去年もここで参加したので、ここで申し込むのは今回で2度目。

 

事前にメールでトレッキングやってるか聞いてみたんだけど、返事がなかったので、こっちはあまりマメにはチェックしていないのかもしれない。

 

参加希望日当日の朝(出発1時間くらい前)でも飛び入り参加できたので、直接行ってみるのが良いと思います。

 

トレッキングに行くにあたり、いくつか揃えないといけないものがあるので、可能であれば出発は次の日とかにしたほうベター。

 

ちなみに持っていく道具リストはこれ

 

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私は何持っていけばいいか知っていたので出発前にタイで揃えていきました。ミャンマーで売っているもの、タイからの輸入品が多いので、ミャンマーで買おうと思うと若干割高です。

 

トレッキング開始

 

ホテルをチェックアウトして再びSam Family Restaurant に行くと、一緒にトレッキングに行くメンバーが揃っていました。

 

今回私達のチームは私を含め7人+ガイド1人の計8人

 

■アントニー

陽気なアメリカン。34歳。ムードメーカー。養護学校の先生。

 

エイミー

アントニーの彼女。34歳。ハイテンションのアントニーと違って落ち着いている。スペイン語の先生。

 

カーリー

シンガポール在住のイギリス人。30歳。化学の先生。

 

■ルシア

南米のどこかの国出身(聞いたけど、私の知らない国だった。もしかしたら日本語での呼び名が違ってわからなかっただけかも)。28歳。今はオーストラリアに住んでいるらしい。

 

■ゲリット

ドイツ人。27ミャンマーに留学中。

 

■ヤネック

ドイツ人。27歳。ミャンマーに留学中の友達を訪ねてやってきた。今は2人で旅行中。

 

ジョーダン(ガイドさん)

ミャンマー人。奇跡のイケメン20歳。英語上手で、料理も上手。

 

国も年齢もバラバラだけど、みんなフレンドリーでメンバーに恵まれていた感はある!

というのもメンバー7人のうち3人が教師っていう先生率のとても高いチームだったので、面倒見のよい人が多かったし、和を乱すような人はいませんでした。

 

トレッキングスタートしてそれぞれみんな歩きながら雑談をします。時間だけはたっぷりあるので、全員と色んな話をしました。

 

自分の国の話や、旅行でどんなところをまわったかとか、普段どんな生活を送っているかとか。

 1日あたりだいたい25キロを歩きます。25キロってたいした距離ではなさそうですけど、山越え谷超えで上りも下りも結構あるので、想像よりはきつかったです。あと土埃がすごかったり。

それと、とても天気が良かったので、帽子を持っていない私は若干熱中症気味になりました。

今回のガイドさんは休憩はあまりとらないけど、昼休憩を長めにとって昼寝タイムがありました。

前回はこまめに休憩で大休憩がないスタイル。これはどっちが良いかは人によると思うけど、私は小休憩いっぱいの方が好き派です。

 

泊めてもらった家はこんなかんじ。シャン族のお宅にホームステイさせてもらいます!

夕方たどり着いて村で過ごします。

ガイドのジョーダンがご飯の準備をしてくれている間、それぞれ自由行動。

 

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村の中を散歩したり、疲れて倒れ込んでいたり、ドローン飛ばしたり!思い思いに過ごします。

 アントニーのドローン

トイレは和式ボットン。タイの田舎のトイレとおなじかんじです。

 

シャワー(?)は桶に水がためてあってそれをすくってかけるタイプ。

囲いがあったりなかったり。ミャンマーの人はロンジー(ミャンマーの民族衣装のロング巻きスカート)つけたままシャワーをするみたいで、囲いがない家もけっこうあります。

1日目は家の裏に桶があるだけだったので、足とか腕とか頭とかを洗うので精一杯。

二日目は160CMくらいの高さのブロック塀で囲まれていたのでしっかり体洗えました。シャワーに関しては泊めてもらうお家によって当たりハズレがあるみたいです。

 

泊めてもらった部屋はこんなかんじ。

大部屋に一列に布団をひいて男も女も並んで寝ます。去年も合わせて4軒の家に泊まってますが全部このスタイル。朝方冷えるので暖かい服があるといいと思います。

 食事はガイドのジョーダンが作ってくれます。ミャンマー料理は脂っこいものが多いんですが、ジョーダンの料理は薄味で美味しい!!

ある日の夕飯

ある日の朝食

ある日の夕食

 

電気はソーラー発電でまかなっているので裸電球はつきます。ただ、やはり電気も貴重なので、充電させてもらったりはできません。自分で予備バッテリーを持ち歩いたり工夫する必要があります。

 

正直水や電気が思うように使えないのは快適ではないですけど、地元の人の家に泊めてもらえて、地元の人の生活に混ざれることがこのトレッキングの醍醐味だと思うので私は不満には感じませんでしたし、誰も文句は言いませんでした。

 

蛇口をひねればシャワーが出て、しかもお湯になって出てくるとか!良いご身分やわ!私!!って思った。

当たり前に感謝しなくては!!←意識高い

 

トレッキング中に印象に残った出来事

 

アントニー

トレッキング中に特によく話をしたのは、アントニー。

アントニーは特別私によく話しかけてくれたというわけではなくて、みんなによく話しかけててチームのムードメーカー的な感じ。

写真が趣味らしくて、2人で最後尾で写真をとりながら歩いててみんなとはぐれるというイベントが1日のうちに2回も起こってしまいました。迷子友達アントニー。好奇心が旺盛でなんというか無邪気な34歳。

 

途中で私がこけて擦りむいた時に、

OH!ムービンどうしたんだい!?大丈夫かい!?痛そうだな・・・休憩とるかい?」

「いや、血は出てるけど水洗いしたし大丈夫だよ!みんな進んでるし、私達も早く行こう!」

「・・・ムービン。僕がとっておきのマジックを見せてあげよう!見て!僕の指ロケットみたいに飛んでいったよ!」

アントニーが見せてくれたのはよくある片手の指の先がもう片方の手と一緒に離れていくってやつ。あの誰でもタネを知っている手品。

「アントニー、それなら私も知ってるよ。こっちの手の指曲げてるだけでしょ?」

アントニーの手をひっくり返してみると、折り曲げて見えなくしているはずの指先がなかった。

「指どうしたの!!アントニー!」

「実はね、前に自転車乗ってGoproで撮影してたんだけどGoproが落ちそうになったから、それを拾おうとしてケガしちゃったんだ。Goproを落とさないようにしたら、もっと大事なものを落としてしまったよ。HAHAHA!」

いやいや、笑えないよ!ていうかなんだよ!それ!本場のアメリカンジョークか!?

「君の膝はなおるから問題ないさ☆」

いや、そもそも私ケガしたことをそんなに重く考えてないし。大げさに出血してるけど、擦りむいただけだし!そんな大ごとな励まされ方しても・・・アントニーはとてもいいやつ!笑

 

誰がみんなを起こすか問題

二日目夜、みんなそれぞれの布団に入って眠りにつこうとしている時に、カーリーが言った。

「明日630朝食だよね。誰がみんなを起こす?」

翌日、私たちは630から朝食を食べて700にはこの村を出発する予定になっていた。

朝食後に荷物をまとめる時間はあまりなさそう。ということは、630までには起きて荷物をつめて、出発できるようにしておかなくてはならない。つまり、結構早起きしなくてはならない。

「ムービンが良いんじゃないかな。君の国では1分だって電車が遅れないんだろう?君が適役だと思う。」

「確かに私の国では時間通りに電車が来るけど、それがイコール私ではないからねぇ・・・」

「そうよ!ムービンはタイに住んで4年になるのよ。彼女には任せられないわ!」

「確かに!笑」

「ひどい!笑」

「となると、ドイツ人の君たちが良いんじゃないかな。」

「いやいや、待ってくれよ。うちの国はひどいよ。だってね・・・・」

「それならうちの国だって・・・・・!」

 

そうして自分の国の公共交通機関がいかに頼りにならないか対決が始まるのでした。

 

日本人としてはこの戦いに参加する余地がなく、タイ在住者としてはいきなり優勝候補に躍り出れるような話でした。

 

結局この戦いには決着がつかず、みんなそれぞれ自分のタイミングで起きました。

 

生まれて初めて年齢をサバよんだはなし

 

今回のトレッキング、良いこといっぱいあったんだけど何が良かったってガイドがものすごくイケメンだったんですよ!!

奇跡のイケメンジョーダン。彼は本当に気配りのできる男で、いつもみんなの様子を気にしていたし(仕事です)、自分だって疲れてるのにみんなのためにご飯を作ってくれるし(仕事です)、英語もペラペラ!!良いところを上げればきりがないんだけど、とにかくイケメンなんですよ!

トレッキング中にジョーダンと話してて、

「ねぇねぇ!ジョーダンっていくつなの?」

「僕?今20歳だよ!」

なんと!思ったよりだいぶ若い!!というか20なんてまだ子供じゃないか!←おばちゃんの発想

「ムービンは?」

「に、にじゅうはちだよ」←本当は29だし、なんなら今年で30・・・

「え~そうなの!?もっと若いのかと思ってた!」

「いや、そんなことないよ~・・・(本当に・・・)」

 

イケてる若いメンズを目の前に生まれて初めてサバを読んでしまった。

年齢なんてうそついたってしょうがないじゃんって思ってたんですよ。私は!でも、やっと私も歳をサバ読む気持ちがわかりました。

 

しかしサバの読み方が小心者。2928にするんなら、いっそ25歳位までもっと大きくサバ読んでおけばよかった。

 

トレッキング最終日

 

トレッキング最終日、この日は歩くのはお昼まで。

昼食を食べたところでトレッキングは終わり、近くの船着場からニャウンシュエまでボートで送ってもらいます。

ご飯を食べながらエイミーがFacebookとメアドの一覧を作ってみんなに回してくれた。エイミー先生手際が良い!

ジョーダンとはここでお別れ。

アントニーとエイミーがジョーダンへのチップを集めてみんなで渡しました。それぞれお気持ちで。

ジョ、ジョーダン!!また来るからね~!!

そこからは近くの船着場までドライバーのおじさんと移動。ひとりにつき1,000チャット(約100円)追加で観光もつけるとのことで、それに連れて行ってもらうことにした。

 

最初に行ったのは蓮の織物工場。

蓮からどうやって糸を紡ぐか、どうやって布を織るか見せてもらった。

結局はお店に連れて行かれてたぶん、ドライバーのおじさんはマージンがもらえるんだと思う。何も買わなくても嫌な顔はされないけどね。

ドイツ人2人がジャケットを選んでいるあいだ、外のミニビリヤードみたいなので遊んだ。ドライバーのおじさんにルールを聞いたんだけど、あんまり詳しくないみたいで、それでもエイミーがいろいろ聞くもんだから、おじちゃんは従業員のお姉ちゃん連れてきてお姉ちゃんがちゃんとしたルールを説明してくれた。仕事中にすみません・・・

 

次に行ったのが、鍛冶屋。

お土産用のナイフや飾りを作っているところで、実際に鉄を打っているところも見せてもらった!アントニーは打たせてもらってた!!いいなー!私もやりたい!

 

それから、シルバーアクセサリーの工房。

銀が含まれている石から銀を抽出する過程や、それをアクセサリーにしていくところを見せてもらった。

 

最後がタバコの工場

タバコを作るのを実演してた。フィルターに使ってた紙が、本当にそのへんから集めてきた古紙で、学校のプリントの裏紙とかでそれも面白かった。私も喫煙者だったらほしいなって思ったんだけど、タバコ吸わないし・・・残念。

 

これで工場見学が終わり、いよいよニャウンシュエに向かいます。

工房からは1時間くらい。最初はみんな楽しそうに写真撮っていたんだけど、みんな途中で飽きてた。笑

1時間は結構長い。

 

そして、街に到着してみんなボートを降りようとする。

そうしたら、ドライバーが、

「〇〇ホテルとリッチランドはこのまま乗ってて。ちょっと遠いから次の船着場です」

リッチランドは私のゲストハウスで、私はこのままボートで次に向かうらしい。ボートに残ったのはドイツ人2人と私の3人。

あとの4人はここでお別れ。

なんだと!!私去年もリッチランドだったけど、この船着場で降りたし、私もアントニーとかエイミーとちゃんと最後にお別れしたい!!

「おじちゃん!私はここじゃなくて?」

「きみはここじゃない。次だよ!」

 

さようならみんな~おもったよりも別れが突然だった。

もっとちゃんとお別れが言いたかった・・・

 

ボートは再び出発して、少し先の船着場に止まった。

「はい、みんな降りて~ボートはここまでだよ。君たち(ドイツ人)のホテルはそれだよ。君(私)のホテルは少し遠いから送っていくね」

え!!なんで私だけ、徒歩で送り届けられるの!?これ、追加料金要求されるやつだ!!!

唯一のアジア人にロックオンか!?

「ありがとうおじちゃん!でも去年泊まったし、方角さえ教えてもらえれば自分で行けるから大丈夫!どっち?」

「いいから、いいから!こっちだよ!お客さんをきちんと届けるのが僕のポリシーだ!」

ポリシーって!他の人送り届けてないじゃん!ねぇ!

ドライバーのおじちゃんはすでに歩き始めていた。

もう断れない。 

この日から実際に水をかけるのがスタートしているみたいで(水掛け祭りの休みはもっと前からだけど、水をかけるのはこの日から)、道の至るところに水鉄砲を持った子供が立っている。

カメラはカバンにしまっているから、水鉄砲で打たれたくらいなら問題ないと思うけど、とにかく私は濡れたくない!!

ドライバーのおじちゃんを盾に水鉄砲をよけていたら、ドライバーのおじちゃんがびちゃびちゃになっていた。

「おじちゃん!ごめん!水かかったね」

「大丈夫だよ。こんなこともあろうかと、ケータイはビニール袋に入れてる!ドヤ~!!」

 ポケットからビニール袋に入れた携帯電話を、取り出してドヤ顔!!

 

5分ほど歩いたらホテルに到着。

「ここだよ~!ホテルから出るときは電話はビニール袋に入れなよ~じゃあね~!」

はい、出ました!ミャンマー名物!ただのいい人!

追加料金とか、チップとか一切要求されず、私は無事にホテルまで送り届けてもらったのでした。

 

おじちゃん、疑ってほんとごめん!その上水鉄砲の盾にしてごめん!!

ミャンマー本当にただのいい人が多くて戸惑うわ。

 

トレッキング終了(4日目終了)。

【ミャンマー2017】#1夜行バスでミャンマー美人と友だちになったはなし

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2017年ソンクラン
私はミャンマーに行ってきました。
会社に休みを申請したらスルッと受理されたので棚ぼた的にゲットした9連休。
行きたいところはいろいろあるけど、ゆっくり時間がとれるなら、去年行ったミャンマーにもう一回行きたいなって思いました。

エアアジアでチケット料金調べると、なんと往復2500b
安い!!
行くなら今しかない!!
そしてバタバタとミャンマーに旅立ったわけです。

私の今回の旅の大きな柱。トレッキングバガン遺跡巡り
今回はこの2つさえできればいいと思ったので、飛行機が到着するマンダレーはスルー。去年行ったし。

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トレッキングで有名な街、カローはバガンとは全然違う方向で、とりあえずどちらに向かうかを決めないといけません。

トレッキングは集団行動だし、疲れたからゆっくり動こうとかできないので、元気なうちに行っておくことにしました。
とりあえず、マンダレー空港に到着後、私はカローを目指します。


マンダレーからカローへ夜行バスで移動


バスなんてもちろん予約してないけど、どうにかなるだろうと思って、空港からマンダレーのバスターミナルへシェアタクシーで移動。4000k(約400円)。シェアタクシーの中で隣の席だった子連れミャンマーお姉さんは、カタコトの英語のできる人だったから道中世間話をした。
「今からカローへ行くんだよ。トレッキングで有名だから。トレッキングがしたいんだ〜」
「バスって予約してるの?」
「ううん、してない」
「へ、へぇ...」
???
なぜそんな感じなんだ。

マンダレーバスターミナルに到着。

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シェアタクシーに乗っていた人がみんな手をふってくれた。

運転手がカロー行きのチケット売り場まで案内してくれた。

建物に入ってカロー行きのチケット1枚と告げると、
もうチケットないよ
うそだろ!!
「ここ以外でカロー行き売ってる所ある?」
「あっちの建物でも別の会社がカロー行き売ってるよ」

そして、教えてもらった建物まで行って、
「カロー行き1枚!まだありますか。」
「もうないよ。今日は混んでるからね。たぶんどこにもないと思う。」
マジか!!
「どこか他のお店紹介してくれませんか?そこに行って聞いてみます。」
「うーん・・・ちょっと思いつかないな。明日の20時に出るやつはまだあいてるからそれ予約する?」
明日の20時・・・マンダレーで1泊・・・マンダレ1泊が増えるということはバガン泊が1泊減るということ。
「うーん・・・ちょっと考えます。ありがとう。」

店から出て途方に暮れていると、おっちゃんが話しかけてきた。
「どこ行きたいの?」
「カロー。でも2つのお店で聞いたんだけど、バスもうないって。」
「カローか・・・あっちのお店は聞いた?」
「まだ!そのお店どっち?」

おじさんに案内してもらう。
たぶん連れて行ってもらったら、チップを要求されるパターン。

「ここだよ。おーい、カロー行きまだある?」

「シートナンバー7が空いてるよ。他は1席もないんだけど、ここでいい?」
え?なんでわざわざ確認とるの?7番て良くない席なの?

どっちにしてもやっとの思いで見つけた最後の1席なので、これに乗っていくことにした。
「よかったね!それじゃあ!」

なんだよ、ただのいい人か!おっちゃんは私のチケットがあることを確認してさっさとどこかへ行ってしまった。

「じゃあ12000k(1200円)ね。19:30に出るから19:00にはここへ戻ってきて。シートは7番ね。最後の1席だよ!」

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買ったチケット。

ささっと食事を済ませて、バス乗り場で待機。

しばらくすると、チケット売ってたおじさんがあのバスだよって教えてくれたので、そのバスに乗り込む。

 

しばらくするとチケット売り場のおじさんがバスに乗るように言ってくれて、バスに乗り込みます。

7番、7番・・・入り口に近いところから1番で通路の左右に2列づつ、私は2列目右列の通路側だった。
私の隣の8番にはもう人がすでに座っていて、それがものすごく美人なお姉さんだった!

しかもね、ただの美人じゃなくて、ものすごい美人!

整形とかの不自然な美人じゃなくて、ナチュラルな美人!

とりあえず私はタイに住んでからの4年間この子よりもかわいい子を見たことがない。

ミャンマー・・・恐ろしい場所だな!!←おっさんか!!
「7番ってここですか?」
と8番の美人に尋ねてから、失敗したな、と思った。

ミャンマーの人って結構英語喋れない人が多いので、もしかしたら伝わらずに気まずい雰囲気になってしまう可能性もある。

気まずい感じで長距離バスはキツイ。

そんなこと考えながらドキドキしていると、
「そうです。ここですよ。どうぞ。」
と、ものすごく流暢な英語で、ものすごく素敵な笑顔で返事が返ってきた。
7番よくない席どころか、素晴らしい席ではないですか!!
出発してからしばらく経って、となりの美人に声をかけてみた。

せっかく英語の話せる人だし!
「私、カローっていう街まで行きたいんですけど、ここから遠いですかね。だいたい何時間くらいかかるか分かりますか?」
「カローだったらたぶん7時間くらいですよ。」
「そうなんですか。結構かかりますね~どちらまで行かれるんですか?」
「私はタウンジーって街までです。ご存知ですか?」
「あ!!知っています!知ってます!インレー湖の近くの街ですよね?去年カックー遺跡行く時に通りました!」
「そうです!そうです!カックーの近くの街です!」
そんなこんなで話がはずんで、去年ミャンマー旅行でどこに行ったとか、今回はどこに行く予定だとかそういう話をした。

不思議だったのは彼女の英語が本当に流暢だったこと。

しかも、本当はもっと難しい言葉も喋れそうだけど、分かりやすい言葉をあえて選んで話してくれている感じ。

かなりの上級英語話者と見た!

今までミャンマーで出会った人は英語ができない人が多い印象があって、ホテルのレセプションとかレストランとかであればそこそこ話せる人もいるんだけど、なまっている人が多いし、バスや電車で隣りに座った人はジェスチャーと雰囲気だけで会話する(している雰囲気になる)事が多かった。

なんでこの人はこんなに流暢な英語を喋れるんだろう。

その答えは、彼女がインターナショナルスクールの英語の先生だからだそうです。

年はまだ23歳。

美人で頭良くて、その上若いだなんておばちゃんはいったい何で勝負すれば勝てるんだろうか。
そう思っていると、8番の美人は静かにカバンをあけて、その中からレッドブルの缶を取り出した。

夜行バスなのにレッドブル!?この人寝ないつもりなんだろうか。

と視界の隅でぼんやりと見ていたら、8番の美人はティッシュで飲みくちをふいてから、缶のフタをあけて、ストローをさした。

美人は缶の開け方まで優雅だな~と思っていたら、
「どうぞ!」
「え!?私に??」
にこっとわらってうなずく。

・・・おいおい!美人で頭良くて若くてその上性格までいいのか!!

天は二物を与えずとはよく言うけれど、彼女に何物与えてるんだ!!偏りすぎだろ!!私にもなにかを与えろ!!

それからも8番の美人はね、お菓子の袋をあけて、食べてくださいっていって私側の方の手でずっと持っててくれたりとか、本当にすごくいい子だった!!!

バスが11時頃に一度休憩所に、ド深夜なのにみんなごはん食べだした。

私はバス乗る前に軽く食べたしな〜って思っていたんだけど、8番の美人がごはん食べますか?って聞いてくれたから一緒に食べることにした。

あとで考えたら8番の美人も私に気を使って聞いてくれただけで別に食べたくなかったのかもしれない。

途中お菓子食べてたし。

これが食べたごはん。

ごはんとポークカレー。それからつけ合わせいろいろ。

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左上の黄色い漬物がすっぱくてすごく美味しかった!

たしかマンゴーの漬物って言ってた気がする。

ご飯食べながらFacebookを交換した。

1日目からすごくいい人と友達になれてよかったです。

幸先良すぎる!!

 

満腹でバスに戻って、バスは消灯。

夜行バスはカローに向かって進みます。

1日目終わり。

あこがれのネパールへ行ってきた 3日目

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前のやつ↓

 

muuubin.hatenablog.com

 

 

muuubin.hatenablog.com

ずっとあこがれていたネパールに行ってきました。  

バックパッカーの憧れの地!  

今回はネパール旅行3日目です。

 

泊まった雲海リゾートホテルエベレストの向こうから登ってくる朝日を見ることができます。

 

霞み過ぎー!!エベレストどれだー!!

見えないけどあの太陽の下のあのへんがたぶんエベレストかなにかなんじゃないですか?見えんけど・・・見えんけど!!!

 朝もや〜エベレストはどこ〜?

そうこうしていたら夜が明けました。

朝日が太陽になりました

ホテルの人が言うにはエベレストが見えるベストシーズンは9月か10月で、2月は見れるかどうか運次第らしいです。今度は9月にリベンジしようかなって思います。

ホテル朝食!おしゃれ!

 今日の予定

ナガルゴットからチャングナラヤンという街までハイキング

チャングナラヤン観光をしてからバスでカトマンズに戻る。

以上!

ナガルゴットからチャングナラヤンまでハイキング

前にミャンマーでトレッキングをしてから私は歩いて旅行するのにハマっています。

車だったら一瞬ですぎていく風景も徒歩だったらゆっくり見てまわれるし。

自然の中でゆっくり過ごすと心あらわれるカンジがしますよね。気持ちリフレッシュです。

事前に調べたネットの情報によると下りばっかで楽チンらしい!

歩いて4時間くらいらしいです。

ちなみに歩いたルートはだいたいこれ↓

iPhoneGPSで記録していたのを参考にしました。iPhoneすごい!!

はじめて来る場所なのでもちろん道はわからないんだけど、結構ハイキングしてる人いるみたいだし、行けばわかるかな?

ハイキングスタート!!

ホテルを出発。

ホテルの人によるとバス停の近くにチャングナラヤンに向かう道があるらしい。

とりあえずバス停に向かいます。

ナガルゴットはホテルばかりだなって思っていたけど、朝はそこそこ人通りがありました。通学中の中学生がいっぱい。そこにまざって私も歩きます。

歩いていたら、どこに行くの?って呼び止められました。

「チャングナラヤンまでだよ!」

「一人?ガイドが必要かい?」

「大丈夫!一人でも行けるよね?」

「うーん・・・ポシブル」

え?そういうカンジ?余裕ですよ!ってかんじではないの?

「コーヒーあるけど飲んでいかない?日本人でしょ?日本人にはここのコーヒー屋は有名なんだよ!ノリタケコーヒーっていうんだけど。」

ノリタケコーヒー!!知ってる!!いろいろな人のブログに出てきたノリタケコーヒー!!店主のおじさんが木梨憲武に似てるからノリタケコーヒーのあのノリタケコーヒー!これはコーヒーの1杯でも飲んでいかなくては!!

2階にあがるとノリタケさんいた!笑

言ってることはわかる気がする!

ノリタケおじさんは情報ノートを見せてくれたり、ノリタケとは誰かという説明をしてくれたりすごく感じのいい人だった。たぶん木梨憲武については私のほうが詳しいのではないかとも思うんだけど

ノリタケコーヒーなのに私はコーラを注文して、ちょっと休憩することにしました。

まだナガルゴットから出ていません。

先は長い・・・

再び出発!!

ナガルゴット斜面に沿って家が建っています。

ネパールの子供、目がパッチリでかわいい!!

やっとバス停近くまでやってきた!

それで、チャングナラヤンへの道はどこだ!?

※ナガルゴットから出れていません

道で会う人会う人にチャングナラヤンどっち?って聞いてたらそこの道を下っていくんだよって言われた。でも道っていっても大きくてわかりやすい道じゃなくて、舗装されてない細い道でした。

ハイキングってカンジです!!

散らばる民家の間を通りつつ家とか人の様子を眺めて歩きます。

ヤギとか牛とか放し飼いで日本にはない風景。

そして和む!

家は土で出来てるものとか、レンガで出来てるものとか、トタンでできてるものとか色々ありました。

この土の壁の家かわいい。

ヤギの散歩をしているおばちゃん。

出発してから2時間。止まっていたバイクのおじさんがえらくニコニコ微笑みかけてきた。

「チャングナラヤンこっちであってる?」

「うん、ここまっすぐだよ!」

「ありがとう!バイバーイ!」

「バイバーイ!ノリタケコーヒーにまた来てね!!」

ノリタケ

あああ!よく見たらノリタケのおじちゃんではないですか!!

てか、出発して2時間、そこそこの距離を歩いてきたはずなのになんでノリタケ氏はここにいるの!?

「おじちゃん!!なんでここにいるの!!」

ぼくんちここだから。家見ていく?」

なんというか、奇遇ですね!!

お庭にお邪魔して、ちょっと世間話をしてから再び出発。

道を横断するアヒル?カモ?

 

ドアの奥からこっちを覗くヤギ。

私のイメージするネパール。

この5色の旗にどういう意味があるのか知らないけど、私は旗がたなびく光景がすごく好きです。

 

道のまんなかでヤギと遊ぶおじいちゃん。

段々畑。

黄昏るヤギ。

どこ見ても景色いいし、写真撮るのも楽しいし!

キョロキョロしながら歩いていたら、

「おい、ムービン!」

誰かが私の名前を呼んできた!!

聞き間違えか?この国で私の名前を知っている人なんて、ほんの数人しかいないのに。

声の方を向くと、道のわきに建っている家の軒先でプチ宴会をひらいてるガラの悪そうなヤンキーが3人。

誰?てか、なんで私の名前知ってるの!?

よく見たら、昨日バクタプルの五重塔で声かけてきた白バイタクの兄ちゃんだった!

見るからにヤンキーな3人組。

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ちなみに昨日のこの人。

この人がしつこかった話はこちらをご覧ください。笑

 

muuubin.hatenablog.com

 「おいおい!ムービン!お前昨日どこいったんだよ〜。オレ送っていこうと思ってたのに〜結局バスでいったの?ナガルゴット。」

「そうそう、バスで行ったんだよ。昨日あのあともバクタプル散歩したんだけど、面白かったよ」

「もう見るとこなかったでしょ?あ、そうだ!オレたち今飲んでるんだけど、ムービンも飲んでいきなよ!これ、オレの友達!」

そういって、ヤンキー2人を紹介してくれた。

なんというか奇遇ですね。パート2!

今日はこのバッタリ再会する系のイベント起こりすぎだよ。

びっくりしたよ!

ナガルゴットからチャングナラヤンに向けて歩いてて、チャングナラヤンはこっちだよっていう看板が出てるわけでもないし、小さな道がたくさんあって私がこの道通らないことも十分あるから会おうと思ってもなかなか会えないとおもうし、本当に偶然!昨日のあれはフラグだったのか!?

飲め飲め!って渡してくれたのはネパールの甘酒みたいなもの。

それとおつまみ。

「チャングナラヤンこっちであってるよね?」

「ああ、もうすぐそこだよ。あと20分くらいじゃないかな。」

「そっか!じゃあもうすぐだね!そろそろいくわ!」

「うん、じゃあまたね!オレたちあとでチャングナラヤン行くからビールおごって〜」

「いいよ!じゃああとでね!」

そうして私はヤンキーのもとをあとにしたのでした。

昨日はしつこくてめんどくさいって思ったけど、普通にいい人だった。酒のんだだろ!金出せよ!みたいなことも言われなかったし。昨日は走って逃げたりして悪いことしたな。ラストスパート20分!!

ついた!ここがチャングナラヤン!

 全然20分でたどり着かなかったけど・・・

iPhoneGPSによるとナガルゴットから14キロ、だいたい4時間でした。

 

村の入口で入域料300ルピーを支払って散策開始!

チャングナラヤン観光

チャングナラヤン地震の影響で結構激しく崩れてた。

カトマンズやバクタプルに比べて観光客が少ないからか、あんまり商売っ気がないというか、優しい人が多かったです。子供も人懐っこいし。

ここでようやくお昼ごはん!

チョウメン?っていう焼きそば。おふくろの味ってかんじです。

この街唯一(?)の観光地チャングナラヤン寺院

地震の影響をもろに受けていた。すごく小さなお寺だったけど、世界遺産らしい。

がんばって支えている。

チャングナラヤンはマンダラ工房があったり、伝統工芸品に力をいれているみたいだった。

木のお面屋さん。

小さな町なので1時間ほどで十分まわれました。

バスでカトマンズ

チャングナラヤン始発カトマンズ行きのバスがあります。

バスの車内はこんなかんじ。

大音量で音楽をかけながらカトマンズまで1時間ちょっと。

椅子も結構ボロボロ。

車窓はすごくいいかんじ!

カトマンズへ戻ってきた

昨日のバスターミナルに戻ってきました。1日しか経ってないのになぜだかすごく懐かしい。

バスターミナルのまわりは蚤の市みたいになっていてクロントムと同じにおいがする!が、ヘトヘトなので寄り道せずにホテルを目指します。

実は朝、1日目の夜に一緒にご飯食べたホテルの社長がメールくれてて、割安で泊めてくれるとのことだったのでそこに行くことにした。

Greatwallっていうホテル。ホントは20ドルくらいするらしいんだけど、10ドルで泊めてくれるらしい。部屋にトイレもシャワーもあるし、テレビもある!Wifiも早いし。ちゃんとホテルでした!この旅では間違いなく1番!!

 

3日目おわり!

あこがれのネパールへ行ってきた 2日目

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 ↓まえのやつ 

muuubin.hatenablog.com

 

ずっとあこがれていたネパールに行ってきました。

人よりも神様が多い国!らしいです。

今回は前回の続きでネパール旅行2日目です。

 

ネパールは朝晩冷えるから前の晩に買った浮かれた旅行者ルックパーカーがとても役に立ちました。ぐっすり眠れました。

よかった!浮かれた旅行者ルックパーカー買っておいて。

この日の予定

この日の予定は、ナガルゴットという街に行くこと。

ナガルゴットはカトマンズからバスを乗り継ぎで2時間くらいのところにあります。

カトマンズから一番近くでエベレストが見れるポイントらしい!

ナガルゴットまで直行のバスはないから、バクタプルという街まで行ってそこでバスを乗り換えます。

バクタプルも古い街並みが残っていて、ネパールの観光地として有名な街。

ついでに観光していけば一石二鳥!!

ゲストハウスからバスのりばへ

 ローカルバスでのんびり向かうことにしました。

安いし、そっちのほうがおもしろそうだから!

ちなみにここがバスターミナル。

ゲストハウスからバスターミナルを目指します。

ゲストハウスのおねえちゃん曰く、歩いて15分ほどでいけるとのこと。

荷物を背負ってバス停に向かいます。

朝のカトマンズ、観光客向けに商売している人もいなくて、誰も私に興味を示さず、出社や買い物、自分のことをしています。

私が望んでいる街歩きはこういうの!

朝市の風景

野菜たっぷり!

広場に座り込んで色々なものを売っています。

揚げパンみたいなものも売っていました!これはほんのり甘くてあぶらっこい!

太るわ〜でも、おいしいです。

 

カトマンズおもしろい!どこ見ててもおもしろい!

15分でつくと言われた道を倍以上の時間をかけてバスターミナルにたどり着きました。

バスターミナルって言っても、行き先の看板があったりするわけではありません。

もしかしたら私が見つけられなかっただけかもしれないけど。

果物屋さんいっぱい!こんなに果物の需要はあるのか!?

バスが並んでいるので、バクタプルどれ?って聞きながらバスを探しました。

探していたバスを発見!

結構年季入っていますね。

座席はこんな感じ。結構1席ずつが狭いです。

私が乗り込んだ段階でお客は4人しかいなかったんだけど、特に乗客待つこともなく出発。

車掌さんがバスの車体をバンバン叩きながら走ります。

ちょっと進んではお客を乗せてを繰り返すから、あっという間に満員に。

最初4人しかいなかったのに・・・すでに立つ場所もありません。

それから1時間くらい経ったところで隣りに座ってたおばちゃんがバクタプルだよって教えてくれたのでそこで降りました。

バクタプル観光

とりあえずどこへ行けば?バクタプルには着いたらしいけど・・・

フラフラ歩いていたら入域料を払うゲートにたどり着きました。

ここで1,500ルピー(1,500円)を払います。

昨日泊まったゲストハウス3泊分。

物価に対して高すぎやしませんか・・・

そして、なぜか中国優遇されててイラッとしました。

チケットはこれ!紙がおしゃれ。

糸を紡いでいるみたい。

古い建物が多くて散歩が楽しい

人より神様が多い国だけど、その次はやぎかもしれない

そこら中にヤギ

ヤギ!!

ヤギ!!!

写真撮ってたら女子高生めっちゃ笑顔で入ってきた。

ネパールの女子高生、パンツスタイルですごく賢そうに見えます。

みんな仕事できそう。

バクタプルの街並みすごく好きです。

おしゃれな陶器のお土産もたくさん

バクタプルは何年か前の地震で結構ダメージを受けていて崩れているところがたくさんあったけど、この五重塔はきれいな状態で残っていました。

せっかくなので上まで登ってみます。

塔の上でお兄ちゃんに声をかけられました。

色々世間話をしたんだけど、彼の目的は私をナガルゴットまでバイクで送ること。

ネパールにはバイタクってないんだけど、勝手にバイタクやってるみたい。

「1,000ルピーでナガルゴットに送っていくよ!」

って言われたんだけど、

バスで行けば50ルピー。1,000ルピーって1,000円くらいだから別に高くはないんだけど、

「バスなら50ルピーだし。バスで行くからいいよ。ありがとう。」

「いやいや、バスなんて座るところないし頻繁に止まるから時間かかるよ。しかもバス停からホテルまで歩かないといけないけど、オレならホテルの前まで送ってやるぜ!バイクだから!」

「いや、いいよ。ありがとう。」

「わかった。じゃあ、その気になったらここに来てね。ここで待ってるから。」

「わかった!ありがとう!」

行かないけどね。

とりあえずガイドブックに書いてある見るべき場所は見て回ったから、フラフラと街を散策。

人よりも神様が多い国で、はじめて神様に会った。

この存在感・・・

歩いていたら二階からニワトリがこっちを見ていました。

奥に見えるのが、有名なクジャク窓。その手前がニワトリ窓。

クジャク窓有名らしいんだけど、ニワトリのほうが気になって仕方なかったです。

首かしげすぎポーズ。

楽しく散歩をしていたら、さっきのバイタクにばったりと会って、勝手にガイドをはじめた。

チップをくれとかそういう話をしていないのに追い払うのもかんじわるいので、うんうんって話を聞いていたら、

「よし!キミはこの街の見るべき場所を全て見た!ナガルゴットへ行こう!5分待ってて!バイク取ってくる!!!」

いやいやいや!ナガルゴット送っていくのは百歩譲っていいとして、そのタイミングは私に決めさせろよ!!

「いやだ。まだこの街見てあるきたいし」

「なぜだ!もう見るところはないよ!」

「もういいよ!案内してくれてありがとう。じゃあね」

そして走って逃げました。たぶん悪い人ではないと思うんだけど、ちょっとめんどくさかった。

逃げた先は観光地から少し離れてただただ住宅地が広がっていました。

目の周りにアイラインをひいたこども。

ネパールの子供はみんなアイラインひいてる。目がクリクリでかわいい!

バクタプル名物ヨーグルト!これがおいしいんです!

たぶんバクタプルにしかないからバクタプルにお越しの際はぜひ〜!

あとこれ!ネパールで一番おいしいかもしれないスナック!

わんこそばスタイルで食べたら追加をくれるみたい。

カリカリの生地の中に酸っぱいマリネ?みたいなものが入ってる。

これ本当においしいです!おすすめです!

バクタプルもそこそこ満喫できたので、ナガルゴットへ移動します。

バクタプルからナガルゴットへ 

ナガルゴットまではまたバスを使って移動します。

所要時間は約1時間。50ルピー。

バス停はここ!

 

乗ったバスはこんなかんじ。

かなり険しい山を登りました。

一時間ほどでバスはナガルゴットに到着。

ナガルゴットの街は本当になにもない。お土産屋さんも1件2件しかなくて、殆どがホテルやゲストハウスの宿泊施設。ゲストハウスは決めずに来たけど、雲海ホテルっていうところに泊まってる人が多いみたいなのでそこへ向かいます。雲海ホテルはバスの停留所からかなり離れているみたい。

歩いて登ります。

道の脇で一人で遊んでいる子供。というかあかちゃん。

野放しのチキン。

のどかすぎる。

標高が高いからだとおもうんだけど、すぐに息が上がってちょっと歩くとすぐに疲れた。

途中にあった食堂でごはんを食べていくことにしました。

カレースープのヌードルと、

モモ!

今日のモモは餃子型だ!!

ごはんを食べてまたホテルに向けて歩きます。

あとで知ったけどバスの停留所から雲海ホテルまで1.5kmあって、しかもほぼ全てが上り坂だった。

おとなしくさっきのバイタクに送ってもらえばよかった。

雲海ホテル到着!

部屋23ドルだった。高すぎ!!

ドミトリーもあるらしいけど、もういい歳だしここはおとなしく個室に止まることにした。

霞んでるあのへんにエベレストが見えるらしいんだけど、今日はあいにく見ることができず・・・

霞が取れるのが朝だから明日朝日にチャレンジしなよって言われた。

早起きしなくては!!

ホテルのおじさんにこのへんどこか遊ぶところある?って聞いたら、ナガルゴットには山しかないよ。って言われた。

ホテルまで来る間に色々見ていたけどうすうすそんな気はしていました!

何かを察したらしく、おじさんが近所を散歩に連れて行ってくれた。

やさしいなあ。

ホテルに戻ったらシャワーの使い方をレクチャーされたんだけど、

「いいかい?この窓を開けて常にフレッシュな空気を取り込むんだよ!忘れちゃだめだよ!」

え?なに?ガス漏れるの?

 

ネパール旅行2日目終了。

翌日ナガルゴットからチャングナラヤンという街までトレッキングをします!