【ミャンマー2017】#1夜行バスでミャンマー美人と友だちになったはなし

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2017年ソンクラン
私はミャンマーに行ってきました。
会社に休みを申請したらスルッと受理されたので棚ぼた的にゲットした9連休。
行きたいところはいろいろあるけど、ゆっくり時間がとれるなら、去年行ったミャンマーにもう一回行きたいなって思いました。

エアアジアでチケット料金調べると、なんと往復2500b
安い!!
行くなら今しかない!!
そしてバタバタとミャンマーに旅立ったわけです。

私の今回の旅の大きな柱。トレッキングバガン遺跡巡り
今回はこの2つさえできればいいと思ったので、飛行機が到着するマンダレーはスルー。去年行ったし。

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トレッキングで有名な街、カローはバガンとは全然違う方向で、とりあえずどちらに向かうかを決めないといけません。

トレッキングは集団行動だし、疲れたからゆっくり動こうとかできないので、元気なうちに行っておくことにしました。
とりあえず、マンダレー空港に到着後、私はカローを目指します。


マンダレーからカローへ夜行バスで移動


バスなんてもちろん予約してないけど、どうにかなるだろうと思って、空港からマンダレーのバスターミナルへシェアタクシーで移動。4000k(約400円)。シェアタクシーの中で隣の席だった子連れミャンマーお姉さんは、カタコトの英語のできる人だったから道中世間話をした。
「今からカローへ行くんだよ。トレッキングで有名だから。トレッキングがしたいんだ〜」
「バスって予約してるの?」
「ううん、してない」
「へ、へぇ...」
???
なぜそんな感じなんだ。

マンダレーバスターミナルに到着。

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シェアタクシーに乗っていた人がみんな手をふってくれた。

運転手がカロー行きのチケット売り場まで案内してくれた。

建物に入ってカロー行きのチケット1枚と告げると、
もうチケットないよ
うそだろ!!
「ここ以外でカロー行き売ってる所ある?」
「あっちの建物でも別の会社がカロー行き売ってるよ」

そして、教えてもらった建物まで行って、
「カロー行き1枚!まだありますか。」
「もうないよ。今日は混んでるからね。たぶんどこにもないと思う。」
マジか!!
「どこか他のお店紹介してくれませんか?そこに行って聞いてみます。」
「うーん・・・ちょっと思いつかないな。明日の20時に出るやつはまだあいてるからそれ予約する?」
明日の20時・・・マンダレーで1泊・・・マンダレ1泊が増えるということはバガン泊が1泊減るということ。
「うーん・・・ちょっと考えます。ありがとう。」

店から出て途方に暮れていると、おっちゃんが話しかけてきた。
「どこ行きたいの?」
「カロー。でも2つのお店で聞いたんだけど、バスもうないって。」
「カローか・・・あっちのお店は聞いた?」
「まだ!そのお店どっち?」

おじさんに案内してもらう。
たぶん連れて行ってもらったら、チップを要求されるパターン。

「ここだよ。おーい、カロー行きまだある?」

「シートナンバー7が空いてるよ。他は1席もないんだけど、ここでいい?」
え?なんでわざわざ確認とるの?7番て良くない席なの?

どっちにしてもやっとの思いで見つけた最後の1席なので、これに乗っていくことにした。
「よかったね!それじゃあ!」

なんだよ、ただのいい人か!おっちゃんは私のチケットがあることを確認してさっさとどこかへ行ってしまった。

「じゃあ12000k(1200円)ね。19:30に出るから19:00にはここへ戻ってきて。シートは7番ね。最後の1席だよ!」

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買ったチケット。

ささっと食事を済ませて、バス乗り場で待機。

しばらくすると、チケット売ってたおじさんがあのバスだよって教えてくれたので、そのバスに乗り込む。

 

しばらくするとチケット売り場のおじさんがバスに乗るように言ってくれて、バスに乗り込みます。

7番、7番・・・入り口に近いところから1番で通路の左右に2列づつ、私は2列目右列の通路側だった。
私の隣の8番にはもう人がすでに座っていて、それがものすごく美人なお姉さんだった!

しかもね、ただの美人じゃなくて、ものすごい美人!

整形とかの不自然な美人じゃなくて、ナチュラルな美人!

とりあえず私はタイに住んでからの4年間この子よりもかわいい子を見たことがない。

ミャンマー・・・恐ろしい場所だな!!←おっさんか!!
「7番ってここですか?」
と8番の美人に尋ねてから、失敗したな、と思った。

ミャンマーの人って結構英語喋れない人が多いので、もしかしたら伝わらずに気まずい雰囲気になってしまう可能性もある。

気まずい感じで長距離バスはキツイ。

そんなこと考えながらドキドキしていると、
「そうです。ここですよ。どうぞ。」
と、ものすごく流暢な英語で、ものすごく素敵な笑顔で返事が返ってきた。
7番よくない席どころか、素晴らしい席ではないですか!!
出発してからしばらく経って、となりの美人に声をかけてみた。

せっかく英語の話せる人だし!
「私、カローっていう街まで行きたいんですけど、ここから遠いですかね。だいたい何時間くらいかかるか分かりますか?」
「カローだったらたぶん7時間くらいですよ。」
「そうなんですか。結構かかりますね~どちらまで行かれるんですか?」
「私はタウンジーって街までです。ご存知ですか?」
「あ!!知っています!知ってます!インレー湖の近くの街ですよね?去年カックー遺跡行く時に通りました!」
「そうです!そうです!カックーの近くの街です!」
そんなこんなで話がはずんで、去年ミャンマー旅行でどこに行ったとか、今回はどこに行く予定だとかそういう話をした。

不思議だったのは彼女の英語が本当に流暢だったこと。

しかも、本当はもっと難しい言葉も喋れそうだけど、分かりやすい言葉をあえて選んで話してくれている感じ。

かなりの上級英語話者と見た!

今までミャンマーで出会った人は英語ができない人が多い印象があって、ホテルのレセプションとかレストランとかであればそこそこ話せる人もいるんだけど、なまっている人が多いし、バスや電車で隣りに座った人はジェスチャーと雰囲気だけで会話する(している雰囲気になる)事が多かった。

なんでこの人はこんなに流暢な英語を喋れるんだろう。

その答えは、彼女がインターナショナルスクールの英語の先生だからだそうです。

年はまだ23歳。

美人で頭良くて、その上若いだなんておばちゃんはいったい何で勝負すれば勝てるんだろうか。
そう思っていると、8番の美人は静かにカバンをあけて、その中からレッドブルの缶を取り出した。

夜行バスなのにレッドブル!?この人寝ないつもりなんだろうか。

と視界の隅でぼんやりと見ていたら、8番の美人はティッシュで飲みくちをふいてから、缶のフタをあけて、ストローをさした。

美人は缶の開け方まで優雅だな~と思っていたら、
「どうぞ!」
「え!?私に??」
にこっとわらってうなずく。

・・・おいおい!美人で頭良くて若くてその上性格までいいのか!!

天は二物を与えずとはよく言うけれど、彼女に何物与えてるんだ!!偏りすぎだろ!!私にもなにかを与えろ!!

それからも8番の美人はね、お菓子の袋をあけて、食べてくださいっていって私側の方の手でずっと持っててくれたりとか、本当にすごくいい子だった!!!

バスが11時頃に一度休憩所に、ド深夜なのにみんなごはん食べだした。

私はバス乗る前に軽く食べたしな〜って思っていたんだけど、8番の美人がごはん食べますか?って聞いてくれたから一緒に食べることにした。

あとで考えたら8番の美人も私に気を使って聞いてくれただけで別に食べたくなかったのかもしれない。

途中お菓子食べてたし。

これが食べたごはん。

ごはんとポークカレー。それからつけ合わせいろいろ。

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左上の黄色い漬物がすっぱくてすごく美味しかった!

たしかマンゴーの漬物って言ってた気がする。

ご飯食べながらFacebookを交換した。

1日目からすごくいい人と友達になれてよかったです。

幸先良すぎる!!

 

満腹でバスに戻って、バスは消灯。

夜行バスはカローに向かって進みます。

1日目終わり。