クロントムの野良ネコ定点観測記録2018年7月3週目【土曜日のネコたちへ】
今日は昼からクロントム入りした。
先週、最近ネコをかわいがっている扇風機屋のおばさんいないねって屋台のおばちゃんに言ったら、
「あんたが来るのが遅いからもう帰ってるだけで、毎日いるよ」
って言われたから早めにいって扇風機屋のおばちゃんに会おうと思った。
ネコスポットに行くと4兄弟がそろって棚の上にいて、ハチワレちゃんがころころと寝返りをうって甘えてくる。
なでたら頭を押し付けてもっとやれアピール。
この子はこんなに人懐っこかったか?
ミケちゃんは触っても逃げなくなった。
クロントムの三毛猫にしては珍しく人になついた三毛猫に育った。
扇風機屋のおばさんが今日はまだいて、おばちゃん久しぶりーって行ったら私のことは忘れてしまったのか塩対応だった。
で、子猫大きくなってかわいいね~って言ったら、ハチワレちゃんをなでながら、
「この子はね、ドゥーソーンて名前なの。あなたドゥーのこと覚えてる?かわいがってたよね。」
もちろん覚えています!なんなら未だに待受はドゥーの写真です!
ドゥーというのは前にも何度か書いたことのある私が勝手にクロントムさんって呼んでたネコのこと。いつもこうやって座って通りを眺めてた。
それの2号だからドゥーソーンらしい。
つまりハチワレちゃんはクロントムさん2号!!
で、おばちゃんはドゥーソーンとブチくんの2匹に首輪をつけているから、きっとこの2匹がお気に入りなんだ。
「おばちゃん、じゃあこっちのでかいネコは?」
そうブチくんを指さして言うと、
「その子にはまだ名前がないのよね~でも三毛猫はスアって名前にした。」
首輪の有無と思い入れは必ずしも比例しないらしい。笑
それから立入禁止の旗で遊ぶ子猫を眺め、気がつくと屋台がどんどん閉まり始めた。
ルーも出てきた。まだ眠そう。
時間が遅くなればなるほど元気になるネコたち。
19時をすぎると日が沈んで子猫達はみんなどこかへ行ってしまった。
どうもみんなチキンおじさんスポーン地点でチキンおじさんが現れるのを待っているらしかった。
そこには座るところがないので、私が抱きかかえて、座れるところに連れて行って撫でようとしてもみんなすぐにチキンおじさんスポーン地点に戻っていく。
たぶん、みんな今日チキンおじさんが現れる日だって分かっている。
平日や日曜も私はたまに来てネコを見ているんだけど、土曜以外ではこんなことはない。
どうやって今日が土曜、もしくはチキンおじさんが来る日だって分かるんだろう。
人がいっぱいで賑やかな日にはおじさんがくるって思っているのか、それか体内時計的なものがあるのか。
ネコ達がみんなチキンおじさんのことばかりなので、私も仕方なく一緒にチキンおじさんを待っていたら、どこからともなくやってきたアマゾンコーヒーのTシャツを着たお兄さんがシロちゃんを抱き上げて(というか首根っこをつかんで)このネコはお姉さんの?と聞いてきた。
仕草がちょっとくねくねしている、この人はお兄さんじゃなくてきっとオネエさんだ。
「いや、私のじゃないよ。好きだから見てるだけ」
「そうなんだ、このネコ持って帰りたいんだけど、誰かに言ったほうがいいかな?勝手に連れて帰ったら心配されない?」
おいおいマジか!!
シロちゃん連れて帰るの?
この人で大丈夫?
ネコの扱い雑だし。
でも毎日ご飯もらえるほうがシロちゃん的には幸せかもしれないし。
「たぶん、大丈夫なんじゃないかな~・・・」
といいつつも、私の中にはものすごい葛藤がある。
この人よりも私のほうがよっぽどシロちゃんへの愛はある。
でも、結局コンドだし、家を長くあけることもあるし、猫アレルギーだし、とか色々理由つけて連れて帰らない私にほんとに愛があるといえるのだろうか。
いや、言えない。
そんなことを一人で考えている間にもアマゾンコーヒーのオネエさんは、自分がサイタイマイに住んでいて~とか、クロントムは物価が高いとか、なんでネコ好きなのにネコ飼わないのとか色々勝手に話している。
悪いけど私はキミの個人情報よりもシロちゃんと私の関係を考えるほうが大事なんだ!
「友達と待ち合わせてるんだけど全然来ないんだよね~ちょっと携帯借りてもいい?お金払ってなくて止められちゃってて」
とりあえず、オネエさんの財力が心配だ・・・
「携帯貸してくれてありがとう。ところでお姉さんなんて名前?へぇ~ムービンていうんだ。ちょっとセブン行ってくるからここで待ってて!ね、絶対だよ!待ってて!」
そういって嵐のようにやってきたアマゾンコーヒーのオネエさんはここにいろと言い残して嵐のように去っていった。
ここにいろと言われた私はそろそろ自分のご飯を買いに行こうと思っていたところで、
別にアマゾンコーヒーのオネエさんを待つ必要もないんだけど、
入れ違いでシロちゃんを連れて帰ったあとに私が戻ってもうシロちゃんとは一生会えないとかだと寂しいし、
仕方ないのでその場で待機することにした。
それから30分くらいはそこにいたんだけど、結局アマゾンコーヒーのオネエさんは戻ってこなかったしご飯を買いに行った。
戻ってきてもやっぱりシロちゃんはいたし、たぶんアマゾンコーヒーのオネエさんは戻ってこなかったんだと思う。
帰ってきて、チキンおじさん待ちのネコを眺めていたら、チキンおばさんがスポーンした。
いままでおじさんしか見たことなかったけど、チキンおばさんもいるんだな。これはレアだ。
ネコたちはガツガツとチキンを食べ、お腹いっぱいになってようやくスポーン地点を離れ、私の周りで遊ぶようになった。
またしばらくして、ハチワレちゃんがすごいスピードで走っていったと思ったらチキンおじさんが来ていた。
さっきのチキンおばさんと、チキンおじさんは無関係の人だったらしい。
他のネコも一斉にそちらへ向かっておじさんがチキンをまいていたけど、
もうみんなお腹がいっぱいだったみたいで、
ちょっとかじって食べるのやめたりしてた。
ハチワレちゃんは一人でガツガツ食べてた。
昼からずっとここにいて私の猫アレルギーが限界を迎えたので今日はこのへんで帰ることにしよう。
来週シロちゃんいなかったらどうしよう・・・
また来週~!
動画もいっぱい撮ったから後でしれっと作業用ネコ動画を追加するかもしれない・・・
お気に入りの写真たち
爪を研ぐシロちゃん
ピッタリの1マスで待機するシロちゃん
シロちゃんは幼少から変わらない。↓
ピッタリの1マスに待機する白ネコ pic.twitter.com/XfsgNldfMa
— 浦島ムービン@一級ネコおばさん (@muuubin) 2018年4月28日